エド・ウッドとは? わかりやすく解説

エド・ウッド

原題:Ed Wood
製作国:アメリカ
製作年:1994
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン
スタッフ
監督:Tim Burton ティム・バートン
製作:Denise Di Novi デニーズ・ディ・ノヴィ

Tim Burton ティム・バートン
製作総指揮:Michael Lehmann マイケル・レーマン
原作:Rudolph Grey 
脚本:Scott Alexander スコット・アレクサンダー

Larry Karaszewski ラリー・カラツェウスキー
撮影:Stefan Czapsky シュテファン・チャプスキー
特殊メイク:Rick Baker リック・ベイカー
音楽:Howard Shore ハワード・ショア
美術:Tom Duffield トム・ダフィールド
編集:Chris Lebenzon クリス・レベンゾン
衣装(デザイン):Colleen Atwood コリーン・エイトウッド
字幕:石田泰子 イシダヤスコ
キャスト(役名
Johnny Depp ジョニー・デップ (Ed wood
Martin Landau マーティン・ランドー (Bela Lugosi
Sarah Jessica Parker サラ・ジェシカ・パーカー (Dolores Fuller
Patricia Arquette パトリシア・アークェット (Kathy O'Hara
Jeffrey Jones ジェフリー・ジョーンズ (Criswell
G. D. Spradlin G・D・スプラドリン (Reverend Lemon
Vincent D'Onofrio ヴィンセント・ドノフリオ (Orson Welles
Bill Murray ビル・マーレイ (Bunny Breckinridge
Mike Starr マイク・スター (Georgie Weiss
Max Casella  (Paul Marco
Brent Hinkley  (Conrad Brooks
Lisa Marie リサ・マリー (Vampira
George The Animal Steele ジョージ“ジ・アニマル”スティール (Tor Johnson
Juliet Landau ジュリエット・ランドー (Loretta King
解説
史上最低の監督と言われた男、エドワード・デイヴィッド・ウッド・ジュニア、通称エド・ウッドの愛すべき奇想天外な半生描いた伝記映画。ルドルフ・グレイの評伝Nightmare of Ecstasy』(邦訳早川書房刊『エド・ウッド 史上最低の映画監督』)を、“エド同類”を自認するバットマン リターンズ」のティム・バートン監督映画化脚本は「プロブレム・チャイルド うわさの問題児」のコンビスコット・アレクサンダーラリー・カラツェウスキー。製作はバートンと「シザーハンズ以来彼の右腕デニーズ・ディ・ノヴィ共同エグゼクティヴ・プロデューサーは「ハードロック・ハイジャック」の監督マイケル・レーマン撮影は「バットマン リターンズ」のステファン・チャプスキー、音楽は「依頼人」のハワード・ショア担当また、往年の怪奇スターベラ・ルゴシマスク完璧に再現したリック・ベイカーほか3人が、第67回アカデミー賞メイクアップ賞を受賞主演は「シザーハンズ」「ギルバート・グレイプ」のジョニー・デップルゴシに「ウディ・アレンの重罪と軽罪」のマーティン・ランドー扮しアカデミー賞助演男優賞受賞。ほかに「スリー・リバーズ」のサラ・ジェシカ・パーカー、「ホーリー・ウェディング」のパトリシア・アークェット、「恋はデ・ジャブ」のビル・マーレイらが共演95年キネマ旬報外国映画ベストテン第5位。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
30歳のエド・ウッド(ジョニー・デップ)は、“オーソン・ウェルズ26歳で「市民ケーン」をとった”を座右の銘に、貧しいながら映画製作夢に燃えていた。ある日性転換した男の話を映画化する、と小耳はさんだ彼は早速プロデューサー売り込む。「これは僕のための作品です。僕は女装趣味だから、人に言えない辛さ分かる」と力説するが、バカ扱いされて追い返された。その帰り道エド往年の怪奇スターベラ・ルゴシマーティン・ランドー)と運命的な出会いを果たす。ベラ出演エサ監督になった彼は友人オカマバニービル・マーレイ)や恋人ドロレスサラ・ジェシカ・パーカー)らの協力得て監督・脚本主演した性転換の話「グレンとグレンダ」を完成させた。これを履歴書代わりにいろいろ売り込むうまく行くはずもなく、自分資金集めることに。その間にもエド元には、頭の足りない巨漢プロレスラートー・ジョンソンジョージ“ジ・アニマル”スティール)、インチキ予言者クリズウェル(ジェフリー・ジョーンズ)など、一風変わった仲間たち集まってきた。次回作「原子花嫁」がクランク・インするが、アンゴラセーター女装執着するエドあきれたドロレス怒り爆発し、彼の元を去った失意のうちにテレビで人気妖婦ヴァンパイラリサ・マリー)に出演アプローチをするが、けんもほろろそんな中麻薬中毒ベラ病状悪化する一方でエドは彼を入院させた。その病院で彼は心優しい女性キャシーパトリシア・アークェット)と出会うが、彼女は彼の女装癖も受け入れてくれるのだった一方エド心からベラ容体を心配していたが、入院費用払えず、彼に嘘をついて退院させねばならなかった。「原子花嫁」が配給会社により「怪物の花嫁」と改題されプレミア試写が行われた。ブーイングの嵐だったが、エドは満足だった。そして数フィートフィルム残してベラ死んだ傷心彼の前にバプテスト教会信者という新たなカモ登場。早速資金調達した彼は、史上最悪映画後世名を残すプラン9 フロム・アウタースペース」に着手。ついにヴァンパイラ出演取り付けベラ形見フィルム多く仲間たちと共に意気揚々と撮影入った。ところが、今回出資者あれこれ撮影口を出しエド爆発寸前お気に入りアンゴラ着ても心が落ちつかない彼は撮影所飛び出すが、入ったバー尊敬するオーソン・ウェルズヴィンセント・ドノフリオ)と遭遇する。彼から「夢のためなら闘え。他人の夢撮ってどうなる?」と教え諭されたエド胸を張って撮影所戻り自身納得のいく作品を堂々完成させた。

エド・ウッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/14 17:14 UTC 版)

エド・ウッド(Ed Wood)として知られるエドワード・デイヴィス・ウッド・ジュニア(Edward Davis Wood Jr.、1924年10月10日 - 1978年12月10日)は、アメリカ合衆国映画監督映画プロデューサー脚本家俳優もすべて務めた。




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