エサレン協会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/04/02 05:58 UTC 版)
エサレン協会[† 1]（エサレンきょうかい、英: Esalen Institute、通称: Esalen）は、アメリカの非営利的リトリート施設であり、オルタナティブな人間性教育に取り組んでいるカリフォルニア州ビッグサーのインテンショナル・コミュニティ（意図を持った共同体）である[1]。ビッグサー温泉とも呼ばれていた[2]。エサレンという名称はアメリカ先住民の一部族名にちなんだもので、その部族の聖地とされる場所は当協会の敷地に所在している[3]（→エセレン族）。人口は白人が大部分を占め、高い教育を受けた人が多い[4]。海野弘は、ある特定の時期に不思議な人々が集まってきた特別な場所としてアスコナのモンテ・ヴェリタになぞらえている[5]。
注釈
出典
- ^ Goldman 2012, pp. 2–
- ^ アンダーソン 1998, p. 65.
- ^ 吉福 1989, p. 54.
- ^ アンダーソン 1998, p. 313.
- ^ 海野 2001, pp. 259–260.
- ^ Puttick, 宮坂清訳 2009, pp. 554–556.
- ^ American Countercultures: An Encyclopedia of Nonconformists, Alternative Lifestyles, and Radical Ideas in U.S. History. Armonk, N.Y.: Sharpe Reference. (2009). pp. 238–239. ISBN 978-0765680600 2016年10月20日閲覧。
- ^ Kripal, Jeffrey J. (2007年4月15日). “Esalen: America and the Religion of No Religion”. University of Chicago Press. 2018年4月9日閲覧。
- ^ Anderson 2004, p. 64
- ^ “Where 'California' bubbled up”. The Economist. (2007年12月19日)
- ^ アンダーソン 1998, pp. 74–75.
- ^ Kripal 2007
- ^ “Esalen Institute Launches Campus Renewal with Special Gift for Most Significant Renovation in 52-year History” (2015年5月15日). 2016年10月21日閲覧。
- ^ a b c Krieger, Lisa M. (2017年7月21日). “Esalen’s survival story: A tale of transformation”. The Mercury News 2017年8月3日閲覧。
- ^ “Esalen Institute in Big Sur will lay off 45 employees” (英語). The Tribune. 2017年6月20日閲覧。
- ^ a b c d e アンダーソン 1998, pp. 9–13.
- ^ a b アンダーソン 1998, pp. 29–33.
- ^ 山下博司『ヨーガの思想』講談社選書メチエ
- ^ a b c d アンダーソン 1998, pp. 26–29.
- ^ アンダーソン 1998, pp. 29–30.
- ^ a b アンダーソン 1998, pp. 29–31.
- ^ a b アンダーソン 1998, p. 315.
- ^ a b c d e アンダーソン 1998, pp. 33–40.
- ^ アンダーソン 1998, pp. 34–40.
- ^ アンダーソン 1998, pp. 46–47.
- ^ アンダーソン 1998, p. 45.
- ^ a b アンダーソン 1998, p. 49.
- ^ アンダーソン 1998, p. 63.
- ^ アンダーソン 1998, p. 206.
- ^ Puttick, 宮坂清訳 2009, pp. 554–567.
- ^ a b York, 井上監訳 2009, p. 429.
- ^ a b c d 中原淳・中村和彦 南山大学 人間関係研究センター 公開講演会「組織開発」再考 理論的系譜と実践現場のリアルから考える 人間関係研究（南山大学人間関係研究センター紀要）2016, 211‑273.
- ^ アンダーソン 1998, p. 107.
- ^ アンダーソン 1998, p. 188-189.
- ^ a b c アンダーソン 1998, pp. 166–167.
- ^ a b アンダーソン 1998, p. 145.
- ^ アンダーソン 1998, p. 196-179.
- ^ a b アンダーソン 1998, p. 178-199.
- ^ a b c アンダーソン 1998, p. 207.
- ^ a b c アンダーソン 1998, p. 204.
- ^ a b c アンダーソン 1998, pp. 272–273.
- ^ a b 吉福 1989, pp. 56–58.
- ^ アンダーソン 1998, pp. 295–298.
- ^ a b c アンダーソン 1998, pp. 298–301.
- ^ Kripal, Jeffrey J. (2007年4月15日). “Esalen: America and the Religion of No Religion”. University of Chicago Press. p. 366. 2018年4月17日閲覧。
- ^ アンダーソン 1998, pp. 302–305.
- ^ a b 海野 2001, pp. 279–280.
- ^ 海野 2001, p. 280.
- ^ アンダーソン 1998, p. 304.
- ^ a b c d アンダーソン 1998, pp. 313–315.
- ^ a b c アンダーソン 1998, pp. 107–110.
- ^ a b アンダーソン 1998, p. 74.
- ^ a b アンダーソン 1998, pp. 254.
- ^ アンダーソン 1998, pp. 255.
- ^ アンダーソン 1998, pp. 107–108.
- ^ アンダーソン 1998, pp. 163–64.
- ^ アンダーソン 1998, pp. 192–195.
- ^ a b アンダーソン 1998, pp. 172–173.
- ^ アンダーソン 1998, pp. 120–121.
- ^ アンダーソン 1998, p. 288.
- ^ アンダーソン 1998, pp. 314–315.
- ^ アンダーソン 1998, p. 311.
- ^ Puttick, 宮坂清訳 2009, p. 558.
- ^ a b アンダーソン 1998, pp. 175–176.
- ^ アンダーソン 1998, p. 268-269.
- ^ a b c d アンダーソン 1998, p. 289-291.
- ^ a b アンダーソン 1998, pp. 106–108.
- ^ アンダーソン 1998, pp. 171–172.
- ^ アンダーソン 1998, p. 171.
- ^ アンダーソン 1998, p. 293.
- ^ アンダーソン 1998, p. 173.
- ^ a b c アンダーソン 1998, pp. 272–278.
- ^ アンダーソン 1998, pp. 140–141.
- ^ a b 畠瀬稔(1972) エンカウンター・グループについて：来談者中心療法の行動科学的発展
- ^ アンダーソン 1998, pp. 288–289.
- ^ a b c Puttick, 宮坂清訳 2009, p. 554.
- ^ アンダーソン 1998, p. 399.
- ^ マインド・ダイナミックス - アレクサンダー・エヴェレット 小久保温訳
- ^ Leni Wildflower How Esalen & John Whitmore Influenced Coaching Fielding Graduate University
- ^ a b c Puttick, 宮坂清訳 2009, p. 557.
[続きの解説]
「エサレン協会」の続きの解説一覧
- 1 エサレン協会とは
- 2 エサレン協会の概要
- 3 自由と自己責任
- 4 薬物とセックス
- 5 脚注
- エサレン協会のページへのリンク
