エイモンAF101とは? わかりやすく解説

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エイモン・AF101

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/24 15:25 UTC 版)

エイモン・AF101
エイモン・AF101(2007年)
カテゴリー F1
コンストラクター エイモン
デザイナー ゴードン・ファウエル
主要諸元
シャシー アルミニウムモノコック
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーントーションバー・スプリング
エンジン フォード・コスワース・DFV 2993cc V8 NA ミッドエンジン
トランスミッション ヒューランド・FG400 5速 MT
重量 570
タイヤ ファイアストン
主要成績
チーム クリス・エイモン・レーシング
ドライバー クリス・エイモン
ラリー・パーキンス
出走時期 1974年
コンストラクターズタイトル 0
ドライバーズタイトル 0
通算獲得ポイント 0
初戦 1974年スペイングランプリ
最終戦 1974年イタリアグランプリ
出走 優勝 表彰台 ポール Fラップ
4(決勝出走1) 0 0 0 0
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エイモン・AF101Amon AF101)は、F1ドライバーのクリス・エイモンにより創設されたF1コンストラクター、エイモン1974年のF1世界選手権用に製作したF1マシンである。

概要

テクノF1のマシンデザイナーだったゴードン・ファウエルが製作[1]。フロントウイングはフロントノーズ後端に1枚のウイングが乗った形状をしている。これは、エアロダイナミクスを担当したトム・ボイスのアイデア[2]トーションバー・スプリングとインボード・ディスクブレーキロータス・72を参考にしている[3]。また、燃料タンクをコクピット後方に配置している[3]

3月にブランズハッチで行われるノンタイトルレースに出走する予定だったが、テスト中の事故のため欠場[2]。その後特徴的なフロントウイングを一般的なウイングノーズに変更してスペインGPでデビュー、22周でリタイヤする。モナコGPではスポーツカーノーズを装着するなどしたが、決勝に出走したのは最初のスペインGPのみで、イタリアGPを最後に撤退。

イベントでAF101に乗るエイモン(2011年1月21日)

2011年1月に行われたニュージーランドのイベントで、エイモンが1974年以来久しぶりにAF101の走行を果たした[4]

成績

(key)

シャシー エンジン タイヤ 車番 ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ポイント 順位
1974年 エイモン・AF101 フォード コスワース DFV F ARG
BRA
RSA
ESP
BEL
MON
SWE
NED
FRA
GBR
GER
AUT
ITA
CAN
USA
0 NC
30 エイモン Ret DNS DNQ DNQ
パーキンス DNQ

脚注

  1. ^ エイモンは前年、テクノからF1参戦をしている。
  2. ^ a b オートスポーツ』(三栄書房)1974, 5/15、p.59。
  3. ^ a b 『オートスポーツ』、p.57。
  4. ^ クリス・エイモン氏、35年ぶりのF1カー・ドライブ”. FMotorsports F1 (2011年1月24日). 2013年1月2日閲覧。

参考資料

関連項目

外部リンク




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