ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間とは? わかりやすく解説

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ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/10 05:48 UTC 版)

ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間
Woodstock
監督 マイケル・ウォドレー
製作 ボブ・モーリス
出演者 ジミ・ヘンドリックス
サンタナ
ジャニス・ジョップリン
ジョー・コッカー
ジョーン・バエズ
撮影 マイケル・ウォドレー
デヴィッド・マイヤーズ
リチャード・ピアース
ドン・レンザー
編集 マイケル・ウォドレー
セルマ・スクーンメイカー
マーティン・スコセッシ
配給 ワーナー・ブラザース
公開 1970年3月26日
1970年7月25日
上映時間 184分
225分(ディレクターズ・カット版)
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $600,000
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ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間』(Woodstock)は、1970年公開のアメリカ映画[1]

1969年8月15日から17日までの3日間、米国・ニューヨーク州ベセルで開かれた、ロックを中心とした大規模な野外コンサート「ウッドストック・フェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)」の模様を記録したドキュメンタリー映画。

第43回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した。

解説

1970年3月26日全米公開。上映時間184分。製作会社はワーナー・ブラザース。主なスタッフは、マイケル・ウォドレー監督、マーティン・スコセッシ編集。3日間に及んだコンサートの模様が編集され、アーティストの出演順は当日の出演順とは異なっている。

公開された1970年に、アルバムWoodstock: Music from the Original Soundtrack and More(3枚組)が発表された。

1996年に合衆国・国立フィルム保存委員会がアメリカ国立フィルム登録簿に新規登録した作品の1つであり、2003年以降はスティーヴン・ジェイ・シュナイダーの『死ぬまでに観たい映画1001本』にも掲載されている。

2009年6月9日Blu-ray DiscDVDでリリースされた映画のディレクターズ・カット版(225分)には新たに権利が得られたジミ・ヘンドリックスザ・フーサンタナジョーン・バエズらの貴重な映像が追加された。全編が再編集され、オリジナルの劇場版では見られなかったカットを多く含んでいる。

アーティスト

映画に登場するアーティスト

登場順 グループ / 歌手 演奏楽曲
1.* クロスビー、スティルス&ナッシュ "Long Time Gone"
2.* キャンド・ヒート "Going Up the Country"
3.* クロスビー、スティルス&ナッシュ "Wooden Ships"
4. リッチー・ヘブンス "Handsome Johnny"
5. "Freedom" / "Sometimes I Feel Like a Motherless Child"
6. キャンド・ヒート "A Change Is Gonna Come" **
7. ジョーン・バエズ "Joe Hill"
8. "Swing Low Sweet Chariot"
9. ザ・フー "We're Not Gonna Take It" / "See Me, Feel Me"
10. "Summertime Blues"
11. シャ・ナ・ナ "At the Hop"
12. ジョー・コッカー・アンド・グリース・バンド "With a Little Help from My Friends"
13. 観客 "Crowd Rain Chant"
14. カントリー・ジョー・アンド・ザ・フィッシュ "Rock and Soul Music"
15. アーロ・ガスリー "Coming Into Los Angeles"
16. クロスビー、スティルス&ナッシュ "Suite: Judy Blue Eyes"
17. テン・イヤーズ・アフター "I'm Going Home"
18. ジェファーソン・エアプレイン "Saturday Afternoon" / "Won't You Try" **
19. "Uncle Sam's Blues" **
20. ジョン・セバスチャン "Younger Generation"
21. カントリー・ジョー・マクドナルド "FISH Cheer / Feel-Like-I'm-Fixing-to-Die-Rag"
22. サンタナ "Soul Sacrifice"
23. スライ&ザ・ファミリー・ストーン "Dance to the Music" / "I Want to Take You Higher"
24. ジャニス・ジョプリン "Work Me, Lord" **
25. ジミ・ヘンドリックス "Voodoo Child (Slight Return)"[注釈 1] **
26. "The Star-Spangled Banner"
27. "Purple Haze"
28. "Woodstock Improvisation" **
29. "Villanova Junction"
30. クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング "Woodstock"* / "Find the Cost of Freedom" **

* アーティストによるアルバムからのスタジオ録音
** ディレクターズ・カット版のみの収録で、オリジナルの劇場版には含まれていない

映画には登場していない出演アーティスト

脚注

注釈

  1. ^ 映画では「Voodoo Chile」と称されている。
  2. ^ ジョーン・バエズが舞台裏のインタビューで彼について話している模様が収録された。
  3. ^ 彼の語りの一部は含まれている。
  4. ^ ジェリー・ガルシアへのインタビューは含まれている。

出典

  1. ^ www.imdb.com”. 2025年11月10日閲覧。

関連項目

  • 地球最後の男オメガマン - 1971年公開の映画。作中で本作を視聴するシーンがある。配給は同じくワーナー・ブラザース。

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