ウェルシュコーギーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 哺乳類 > 犬の品種 > ウェルシュコーギーの意味・解説 

ウェルシュ‐コーギー【Welsh corgi】

読み方:うぇるしゅこーぎー

一品種。英国ウェールズ地方原産牧羊犬三角形大きな耳と短い四肢特徴。尾の長いカーディガンと、尾の短いペンブローク2種がある。コーギー


ウェルシュ・コーギー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/12 14:25 UTC 版)

ウェルシュ・コーギー・カーディガン
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

ウェルシュ・コーギー英語: Welsh Corgi)は、犬の品種(犬種)。ウェルシュ・コルギーとも。

起源は曖昧な部分が多いが、数百年もの間、ウエールズの牧畜において関与してきた。「ヤード・ロング・ドッグ」という別称があり、体長がほぼ40インチ(ウェールズの1ヤードに相当)であることを意味する。

概要

平均的なウェルシュ・コーギーは体高が約25 - 30cmで、体重は約7 - 15kgである(個体によってバラつきがある)。もともと牧羊犬で羊や牛を追うために開発されており、活発で頭がいいとされる。同伴動物として適していると同時に、シープドッグ・トライアル(羊追い競技)やアジリティ・トライアル(障害競技)にも適している。

この名で呼ばれる犬種には、ウェルシュ・コーギー・カーディガン(Cardigan)、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク(Pembroke)の2つがある。両者は同じイギリス西部のウェールズの原産で、形態・用途も似ているが、それぞれ独自に開発された犬種である。

カーディガンは比較的大きく、丸くなった大きめの耳と狼のような流れた尾が特徴。ペンブロークは丸くなったとがった耳といくぶん低めの姿勢が特徴。

1925年から1934年まで、この2種類のコーギーは同一犬種とされ、互いの間で交配が盛んにおこなわれた[1]1935年にアメリカのケネルクラブがカーディガンとペンブロークを別々の犬種に分類した[1]

2000年ごろに人気犬種となったウェルシュ・コーギーは、ペンブロークの方である。イギリス女王エリザベス2世が飼っているものもウェルシュ・コーギー・ペンブロークである。

個体によっては10歳前後から、変性性脊髄症英語版(Degenerative Myelopathy、DM)を発症する場合がある。原因不明で適切な治療方法は判明しておらず、発症から約3年で死に至る[2]

脚注

  1. ^ a b 犬種大百科 カーディガン・ウェルシュ・コーギー”. アニマルプラネット. 2015年8月10日閲覧。
  2. ^ ウェルシュ・コーギーの変性性脊髄症”. 岐阜大学動物病院 神経科. 2019年12月3日閲覧。

関連項目




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ウェルシュコーギー」の関連用語

ウェルシュコーギーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ウェルシュコーギーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのウェルシュ・コーギー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS