ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団とは? わかりやすく解説

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ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団

(ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/16 11:53 UTC 版)

ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団(Wiener Konzerthaus streicherquartett)は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者の一人アントン・カンパーを中心として結成された弦楽四重奏団

1934年、当時ウィーン交響楽団のメンバーだったアントン・カンパー(第1ヴァイオリン)とフランツ・クヴァルダチェロ)を中心にカンパー=クヴァルダ四重奏団として結成された。他のメンバーはカール・マリア・ティッツェ(第2ヴァイオリン)、エーリヒ・ヴァイス(ヴィオラ)。1937年から1938年までにメンバー全員がウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に移籍した。

1957年にチェロがルートヴィヒ・バインルに交代、1959年に第2ヴァイオリンがヴァルター・ヴェラーに交代した。

1967年、カンパーの引退により解散した。

ウェストミンスター・レーベルに、シューベルトの弦楽四重奏曲全集をはじめとして、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲選集、ウィーン・フィルハーモニーの首席クラリネット奏者であったレオポルト・ウラッハと組んだモーツァルトクラリネット五重奏曲およびブラームスクラリネット五重奏曲、ウィーン・フィルとしばしば共演していたピアニスト、ワルター・パンホーファーとのシューベルトのピアノ五重奏曲「ます」などの名盤を残し、それらはモノラル録音にもかかわらず、現在でも決定盤といわれることもまれではない。




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