ウィタヤーコーン・チエンクーンとは? わかりやすく解説

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ウィタヤーコーン・チエンクーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/25 01:32 UTC 版)

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ウィタヤーコーン・チエンクーン
วิทยากร เชียงกูล
誕生 1946年11月28日
タイ サラブリー県バーンモー郡
職業 詩人 作家 編集者
国籍 タイ
代表作 『だから私はその意味を求める』(1971)
主な受賞歴 シーブーラパー賞(1998)
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ウィタヤーコーン・チエンクーンวิทยากร เชียงกูล, 1946年11月28日 - )はタイ詩人作家サラブリー県出身。

略歴

ウィタヤーコーンは、1946年11月28日サラブリー県バーンモー郡に生まれる。1969年タンマサート大学経済学部を卒業後、オランダデン・ハーグに留学、社会学修士号取得。その後、タイワッタナー出版社に就職し、編集を行いながら執筆を続ける。1971年処女作品作『だから私はその意味を求める』を発表。進歩的知識人、学生からの共感を集め、「新世代」の代表作家の一人となる。1973年バンコク銀行に入社し、同行経済調査センターに勤務。1978年パンヤー・ワータムの名で小林多喜二蟹工船』をタイ語に翻訳し紹介。チェンマイ大学社会学部専任教官などの教職を経て、現在、ランシット大学社会学研究センター準教授。また同センターの「タイ人の読むべき良書100冊」(รายชื่อหนังสือดี 100 เล่ม ที่คนไทยควรอ่าน)編纂事業の責任者でもある。1998年、シーブーラパー賞を受賞。

作品

小説

  • 『春は来なければならぬ』1979年

評論

  • 『われわれはどこに行くのか』1973年
  • 『教育に関する新見解』1978年

作品集

  • 『だから私はその意味を求める』1971年

翻訳

  • 小林多喜二『蟹工船』1979年

邦訳

  • 岩城雄次郎訳註 『タイ国短編小説選』大学書林 1983年
    • 『いつもと違った日』
  • 岩城雄次郎編訳 「ウィッタヤーコーン・チエンクーン」『タイ現代詩選‐アジアの現代文芸[タイ]⑧』財団法人大同生命国際文化基金 1994年 p.83-98。以下収録5篇
    • 『成り行き』1967年
    • 『だってぼくは、人を食う人の社会に住んでいるから』未詳
    • 『大学蛮歌』1968年
    • 『戦争の理由』1968年
    • 『自然のうた』1968年
  • 吉岡みね子編訳・タイ国言語・図書協会編『ナーンラム―タイ作家・詩人選集―アジアの現代文芸[タイ]⑥』財団法人大同生命国際文化基金 1990年 p.339-343。短編3篇(『だから私はその意味を求める』(1971)に全篇収録)
    • 『どうして知りえるか?』1968年
    • 『二通の手紙』1971年
    • 『パーティー』1971年

参考文献

  • 岩城雄次郎訳註 「いつもと違った日」『タイ国短編小説選』大学書林 1983年
  • 岩城雄次郎編訳 「ウィッタヤーコーン・チエンクーン」『タイ現代詩選‐アジアの現代文芸[タイ]⑧』財団法人大同生命国際文化基金 1994年 p.83-98
  • 吉岡みね子編訳・タイ国言語・図書協会編『ナーンラム―タイ作家・詩人選集―アジアの現代文芸[タイ]⑥』財団法人大同生命国際文化基金 1990年 p.339-343




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