インマヌエル預言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 00:07 UTC 版)
「イエス・キリスト」の記事における「インマヌエル預言」の解説
詳細は「インマヌエル」を参照 紀元前8世紀頃に記されたとされる旧約聖書『イザヤ書』には、マリアの処女懐胎を想起させる記述がある。 それゆえ、主はみずから一つのしるしをあなたがたに与えられる。見よ、おとめがみごもって男の子を産む。その名はインマヌエルととなえられる。 — 『イザヤ書』第7章第14節(口語訳聖書) 『マタイによる福音書』では、これを引用して、預言の成就であると解釈している。 すべてこれらのことが起ったのは、主が預言者によって言われたことの成就するためである。すなわち、「見よ、おとめがみごもって男の子を産むであろう。その名はインマヌエルと呼ばれるであろう」。これは、「神われらと共にいます」という意味である。 — 『マタイによる福音書』第1章第22-23節(口語訳聖書) このため、「インマヌエル」という名がイエス・キリストの別名のような扱いをされることがある(聖歌「Veni, Veni, Emmanuel」など)。
※この「インマヌエル預言」の解説は、「イエス・キリスト」の解説の一部です。
「インマヌエル預言」を含む「イエス・キリスト」の記事については、「イエス・キリスト」の概要を参照ください。
- インマヌエル預言のページへのリンク