インドの伽陀の漢訳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 06:00 UTC 版)
仏典に最も多く出てくる16音節(8音節1句を2句)2行の32音節よりなる首盧迦(しゅるか)(śloka) をいう。漢訳はこの一偈を4字または5字の4句に訳すことが多い。狭義の偈の意味では、前に散文がなく、韻文のみの教説である孤起偈 (gāthā) と、散文の教説につづいて重ねて韻文で散文の内容を説く重頌偈 (geya) がある。 漢訳の偈は、外見は漢詩と同じだが、韻をふむことは少なく中国の詩の体をなしていない。
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