イヌタヌキモとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 植物 > タヌキモ科 > イヌタヌキモの意味・解説 

イヌタヌキモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 02:25 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
イヌタヌキモ
イヌタヌキモの花
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
以下の分類はクロンキスト体系による
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: ゴマノハグサ目 Scrophulariales
: タヌキモ科 Lentibulariaceae
: タヌキモ属 Utricularia
: イヌタヌキモ U. australis
学名
Utricularia australis
(R.Br., 1810)
下種
  • U. a. f. fixa
    (Komiya) Komiya & Shibata (1980)
  • U. a. f. tenuicaulis
    (Miki) Komiya & Shibata (1980)
  • U. a. mod. platylobus
    (Glueck) D.Schmidt (1985)
  • U. a. mod. typicus
    (Glueck) D.Schmidt (1985)
  • U. a. var. tenuicaulis
    (Miki) S.Hatusima (1994)

イヌタヌキモ(Utricularia australis)は、食虫植物であり、水生のタヌキモ属の中型の多年生植物である[1]。地理的な分布範囲は広く、ヨーロッパ、中国や日本を含むアジアの熱帯から温帯、中央、南アフリカ、オーストラリアニュージーランド北島等で見られる。種小名australisは、ラテン語で「南の」という意味であり、この種が1810年にオーストラリアで発見されたことを反映している[1]。主にミジンコやタニシの子供などを捕食する。茎に小さな袋が付いていて、その入り口に内側に開く扉がついている。その部分に虫が触れると、その虫をスポイトのように水圧を利用して吸い込み、捕食する。

吸い込み式で、同じ種類の日本に自生するものは、ミミカキグサがある。

出典

  1. ^ a b Bruce Salmon (2001) "Carnivorous Plants of New Zealand" Ecosphere Publications

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、イヌタヌキモに関するメディアがあります。





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イヌタヌキモ」の関連用語

イヌタヌキモのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イヌタヌキモのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイヌタヌキモ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS