イソアミラーゼとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > イソアミラーゼの意味・解説 

イソアミラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/01 16:33 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search
イソアミラーゼ
識別子
EC番号 3.2.1.68
CAS登録番号 9067-73-6
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA英語版 BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum

イソアミラーゼ(Isoamylase、EC 3.2.1.68)は、グリコーゲンアミロペクチンデキストリンの側鎖の(1->6)-α-D-グリコシド結合加水分解する反応を触媒する酵素である。系統名は、グリコーゲン 6-α-D-グルカノヒドロラーゼ(glycogen 6-alpha-D-glucanohydrolase)である[1]。この酵素は、アミロペクチンも容易に分解することができる。

概要

1949年に、丸尾文治と小林恒夫が酵母抽出液中に発見した。 当初、アミロペクチンに作用させるとヨウ素澱粉反応を赤褐色から紫色に変えることから、「アミロシンターゼ(アミロペクチンを長くする合成酵素)」と呼ばれていたが、実際には分岐構造のα-1,6グルコシド結合が切断し、短いアミロースを生成したので、「イソアミラーゼ」と命名された。 澱粉、グリコーゲンのα-1,6結合を加水分解し、直鎖状のアミロースを生成するが、プルランのα-1,6結合にはほとんど作用しない。 植物、微生物に広く分布している[2]

関連項目

出典

  1. ^ Yokobayashi, K., Misaki, A. and Harada, T. (1970). “Purification and properties of Pseudomonas isoamylase”. Biochim. Biophys. Acta 212: 458-469. PMID 5456995. 
  2. ^ 『澱粉の科学と技術』 ISBN 978-4990528706

外部リンク


イソアミラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 08:11 UTC 版)

アミラーゼ」の記事における「イソアミラーゼ」の解説

詳細は「イソアミラーゼ」を参照 イソアミラーゼはアミロペクチングリコーゲン中のα-1,6-グリコシド結合切断して直鎖デキストリンアミロース生産する。ただし、プルラン分解できない分枝部を切断するため、枝切り酵素や脱分枝酵素とも呼ばれる

※この「イソアミラーゼ」の解説は、「アミラーゼ」の解説の一部です。
「イソアミラーゼ」を含む「アミラーゼ」の記事については、「アミラーゼ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「イソアミラーゼ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イソアミラーゼ」の関連用語

イソアミラーゼのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イソアミラーゼのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイソアミラーゼ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアミラーゼ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS