イスラム教におけるイエス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 00:45 UTC 版)
「ナザレのイエス」の記事における「イスラム教におけるイエス」の解説
詳細は「イスラームにおけるイーサー」を参照 イスラム教では、イエスをイーサーと呼ぶ。イーサーは、イスラム教の開祖ムハンマドと並び、ヌーフ(ノア)、イブラーヒーム(アブラハム)、ムーサー(モーセ)と呼ぶ預言者たちと共に、五大預言者(ナビー)のうちの一人とされて重んじられている。しかし神アッラーは「子を産みもしなければ産まれもしない」ので、イーサーが神であることも神の子であることをも否定する。イエスの十字架刑については、磔(はりつけ)にされたのは別人でイーサーは預言者として生涯を全うしたとする。また、イーサーは「十字架を打ち壊す」だろうとして、先行するキリスト教の信仰を否定する。
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