イスラエル・リガルディとは? わかりやすく解説

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イスラエル・リガルディー

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/12 17:04 UTC 版)

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イスラエル・リガルディー
生誕 Francis Israel Regudy
(1907-11-17) 1907年11月17日
ロンドン, イギリス
死没 1985年3月10日(1985-03-10)(77歳)
セドナ, アメリカ合衆国
国籍 アメリカ合衆国
出身校 New York Chiropractic College英語版
職業 オカルト作家
影響を受けたもの アレイスター・クロウリー

イスラエル・リガルディー(Israel Regardie, 1907年11月17日 - 1985年3月10日)は、20世紀アメリカオカルティスト儀式魔術師英語版である。1930年代頃からフランシスを名乗り[1]、フランシス・イスラエル・リガルディー博士 (Dr. "Francis" Israel Regardie) とも称される。

概説

1907年、イズレエル・レガディー (Israel Regudy) としてロンドンに生まれる。両親は貧しいロシア系ユダヤ移民であった。第一次世界大戦中、兄が軍へ入隊する際に事務処理のミスで姓が Regardie (英語読みでレガーディー、フランス語読みでルガルディー) と名簿に記され、その家族も何らかの理由で同じレガーディーに改名した。1921年、一家はアメリカに移住した。

1928年、アレイスター・クロウリーに弟子入りするためフランスに渡り、パリに滞在中のクロウリーの無給秘書を務めた。4年後の1932年に『生命の樹』を出版し、これが元でクロウリーと決別した。1934年、ディオン・フォーチュンの紹介で黄金の夜明け団分派「暁の星英語版」に参入した。1937年から1940年にかけて『黄金の夜明け』全4巻を出版し、これによって黄金の夜明け団の秘儀が公開されることとなった。

1937年にアメリカに帰国し、ニューヨークカイロプラクティックを学んだ。第二次世界大戦従軍後、心理学の学位を取得、1947年にロサンゼルスに移住し、カイロプラクター心理療法士として開業した[2]ヴィルヘルム・ライヒなどとも付き合いがあった。晩年はアリゾナ州に住み、カリフォルニア州の新しい世代の魔術師たちと交流した。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Suster (1990), p. 48.
  2. ^ Suster (1990), p. 110.

参考文献

  • イスラエル・リガルディー 『世界魔法大全3 柘榴の園』 片山章久訳、国書刊行会
  • Gerald Suster (1990). Crowley's Apprentice - The Life and Ideas of Israel Regardie. Samuel Weiser 

外部リンク


イスラエル=リガルディ

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とある魔術の禁書目録の登場人物」の記事における「イスラエル=リガルディ」の解説

実在のモデルは、イスラエル・リガルディー近代西洋魔術暴露作戦行った事で知られる。「王室派襲撃参加した

※この「イスラエル=リガルディ」の解説は、「とある魔術の禁書目録の登場人物」の解説の一部です。
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