アーキテクチャの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/25 14:02 UTC 版)
二値連想メモリ(Binary CAM)は最も単純なタイプで、検索ワードの内容を 1 および 0 の二種類の値で構成されているものとして扱う。三値連想メモリ(Ternary CAM)は三番目の値として "X" あるいは "気にしない(Don't Care)"を格納されたデータワードに使用する。例えば、三値連想メモリに "10XX0" というワードが格納されていた場合、このワードは "10000"、"10010"、"10100"、"10110" のいずれとも一致する。二値連想メモリに比較して検索の柔軟性が向上するが、三種類目の値を持つという回路構成上のコスト増大要因がある。一般にこの三番目の状態はメモリ全体にマスクビットを用意することで実装される。
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