アレッポのアミール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 21:03 UTC 版)
「サーリフ・ブン・ミルダース」の記事における「アレッポのアミール」の解説
ファーティマ朝に対する反乱であったにもかかわらず、サーリフはアレッポの征服後にファーティマ朝への忠誠を公に宣言し、カイロでカリフのザーヒルと面会させるためにスライマーン・ブン・タウクを使者として派遣した。これに対してザーヒルはサーリフのミルダース家の政権を公式に承認し、サーリフに対して数多くの栄誉の賜衣(ヒルア)と下賜品を送った。アレッポ征服後のビザンツ帝国とサーリフの関係についての情報はないが、バシレイオス2世はサーリフが支援を訴えた際に反乱への支持を拒否していた。
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