アルゴリズムの枠組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/10 07:58 UTC 版)
このアルゴリズムは以下の枠組みで実装される。 解を一つランダムに生成する。 現在の解の近傍の内一つをある条件で選び近傍解とする。 定義した条件を満たすなら、近傍解を現在の解と入れ換える。 終了条件を満たすまで 2. 以下を繰り返す。 実装にあたって定義するパラメータは以下の通りである。 近傍の定義 近傍解を選ぶ条件 近傍解と現在の解を入れ換える条件 終了条件 一般に近傍の定義は現在の解とのハミング距離が近いものや、探索状態をグラフで表したときに現在の解に近い状態などが用いられる。 終了条件は繰り返しの回数を設定するか、解の入れ換えが起こらなくなったら終了するなどがある。 近傍解を選ぶ条件と近傍解と現在の解を入れ換える条件はさまざまなものが提案され、いくつかの方法は独立のアルゴリズムとして認知されている。
※この「アルゴリズムの枠組み」の解説は、「局所探索法」の解説の一部です。
「アルゴリズムの枠組み」を含む「局所探索法」の記事については、「局所探索法」の概要を参照ください。
- アルゴリズムの枠組みのページへのリンク