アラスのキリスト教会史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 22:17 UTC 版)
6世紀、ランス大司教レミギウスが、メロヴィング朝の王クロヴィスの教師であった聖ヴァーストをアラス司教としたのに始まる。彼の後継者ドミニクスとヴェドゥルファスはどちらも聖人に列せられた。後、アラスの司教座はカンブレーへ移されたが、1093年より再びアラス単独の司教座となった。 アラス司教座には、2つの聖遺物が伝わっている。『聖なるマナ』は、過酷な飢餓に見舞われていた371年に天から降ってきたと言われるものである。『聖なるロウソク』は、1105年、疫病の流行を止めた聖母が聖ランベールへ与えたと言われるものである。 1025年、キリスト教の秘蹟を拒絶するマニ教に対抗するためアラスで公会議が開かれた。
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