アポロの中のAGC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/16 18:10 UTC 版)
「アポロ誘導コンピュータ」の記事における「アポロの中のAGC」の解説
月への飛行には毎回2つのAGCを使った。ひとつは司令船で、もうひとつは月着陸船で使われた。指令船のAGCは誘導/航行システム (G&C) の中央部にあった。月着陸船のAGCではアポロPGNCS(英語版)(Primary Guidance, Navigation and Control System、一次誘導/航行/制御システム)が動作し、頭字語PGNCSを「ピングス」と発音した。 各ミッションでは他にもふたつのコンピュータを使用していた。 サターンV型ロケットのS-IVBにあるIBM製の航行コンピュータ(LDVC) 月着陸船のAbort Guidance System(AGS)というTRW製の小さな機械。AGSはPGNCSの障害が発生したときに使われ、月から離陸して司令船にドッキングするまでを制御する。着陸には使えない。
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