アペリオテス(Apeliotes)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 06:13 UTC 版)
「アネモイ」の記事における「アペリオテス(Apeliotes)」の解説
南東の風の神。この風神は農民に特に有益な恵みの雨をもたらすと考えられており、アペリオテスはしばしば、多くの花々や穀物を覆い隠した明るい色の布を纏い、雨靴を履き果物籠を抱えた姿で描写される。アペリオテスは綺麗に髭をそり、巻き毛を生やし、親切そうな表情を浮かべている。アペリオテスは下位の神であったため、しばしば東風の神エウロスと習合させられた。ローマ神話におけるアペリオテスに相当する神格スブソーラーヌス (Subsolanus) は、しばしばウゥルトゥルヌスに代わり東風の神であるとも考えられていた。
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