アブレク・ナグチェフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/03/23 02:23 UTC 版)
| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
 ロシア
| ||
| 柔道 | ||
| 世界ジュニア | ||
| 金 | 2021 オルビア | 66kg級 |
| ユースオリンピック | ||
| 銀 | 2018 ブエノスアイレス | 66kg級 |
| 世界カデ | ||
| 金 | 2019 アルマトイ | 66kg級 |
| 銅 | 2017 サンティアゴ | 55kg級 |
アブレク・ナグチェフ（Abrek Naguchev 2002年4月13日- ）はロシアのトゥアプセ出身の柔道家。階級は66kg級。得意技は大内刈と舟久保固めを始めとした抑込技[1][2][3]。
人物
2017年のヨーロッパカデ選手権55㎏級で3位になった[2]。世界カデでは個人戦で3位、団体戦では優勝した[2]。その後階級を66㎏級まで上げると、2018年のヨーロッパカデ選手権では個人戦及び団体戦でともに優勝した[2]。ユースオリンピックでは個人戦で2位、団体戦では3位だった[2]。2019年の世界カデでは優勝した[1]。兄のカズベク・ナグチェフも2017年の大会では60㎏級で優勝しているため、大島優磨、大島拓海に次ぐ兄弟優勝となった[1][3]。ヨーロッパジュニアでは3位だった[2]。2021年の世界ジュニアでは優勝を飾った[1]。なお、今大会の57㎏級で優勝した同郷のクセニア・ガリツカヤとともに、父親の指導で稽古を積んでいる[3][4]。2023年の世界選手権では中立選手として出場するも、2回戦で敗れた[5]。2024年のパリオリンピックには出場できなかったが、2025年のグランドスラム・トビリシで優勝した[1][6]。
IJF世界ランキングは590ポイント獲得で68位(25/3/17現在)[7]。
主な戦績
66㎏級の戦績
- 2018年 - ヨーロッパカデ選手権 個人戦 優勝 団体戦 優勝
- 2018年 - ユースオリンピック 個人戦 2位 団体戦 3位
- 2019年 - 世界カデ 優勝
- 2019年 - ヨーロッパジュニア 3位
- 2020年 - ヨーロッパジュニア 3位
- 2021年 - 世界ジュニア 優勝
- 2021年 - 世界軍人選手権大会 3位
- 2025年 - グランドスラム・トビリシ 優勝
脚注
- ^ a b c d e f profile
- ^ a b c d e f g Judo results
- ^ a b c Дзюдоист из Туапсе стал чемпионом мира среди юниоров
- ^ Туапсинка Ксения Галицкая стала серебряным призером Открытого Кубка Европы по дзюдо
- ^ World Judo Championships - Doha 2023 Individuals 2023
- ^ Tbilisi Grand Slam 2025
- ^ World ranking list
外部リンク
- Abrek Naguchev - JudoInside.com のプロフィール
- アブレク・ナグチェフのページへのリンク
