アフタ性潰瘍
【概要】 HIV関連のアフタ性口内炎、口腔潰瘍とも呼ばれる。粘膜上皮が欠損してクレーター状になり、痛みが強い。HIV感染者では口腔潰瘍は単純ヘルペス、サイトメガロウイルス症でできるほか、ザルシタビンによる薬剤性潰瘍がある。これら以外の原因不明のもので口腔のみならず、食道にも潰瘍ができる。
【詳しく】 HIV関連のアフタ性潰瘍は、局所で作られる腫瘍壊死因子(TNF)αの作用によるものらしい。このためステロイド含有の外用剤が使用される。またサリドマイドはTNFαの阻害剤であり、欧米で治験中である。

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