国立メディア芸術総合センター
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国立メディア芸術総合センター（こくりつメディアげいじゅつそうごうセンター）とは、かつて設立が予定された、日本のメディア芸術における国際的な拠点として文化庁所管で計画されていた国立施設の仮称である。福田康夫内閣の平成19年度閣議決定「文化芸術の振興に関する基本的な方針（第2次基本方針）」に基づき後述の検討会および準備委員会を経て計画され、平成21年度第1次補正予算で117億円の予算が計上されたが、具体的な建設時期や規模及び場所、展示内容等が抽象的なままであったため[1][2]、野党の批判に加え自民党の「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」も予算の凍結を求め[3]、また第45回衆議院議員総選挙で設置撤回を公約した民主党が政権与党となったため、2009年10月16日の閣議決定により予算執行が停止され、設立されることはなかった。
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- ^ メディア芸術の国際的な拠点の整備について 2009, pp. 11–15
- ^ メディア芸術の国際的な拠点の整備について 2009, pp. 18–20
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- ^ 「社説：補正予算成立へ 持続可能な税制確立を」『毎日新聞』、2009年5月29日、東京朝刊。2023年2月4日閲覧。オリジナルの2009年5月29日時点におけるアーカイブ。
- ^ “019 鳩山由紀夫の発言”. 第171回国会 衆議院 本会議 第28号. 国立国会図書館 (2009年4月28日). 2023年2月4日閲覧。
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- ^ 福田峰之 (2009年6月8日). “無駄遣い撲滅PT（文教・科学技術等分野）政策棚卸し～文部科学省所管公益法人・独立行政法人～開催”. ココログ. 自民党衆議院議員ふくだ峰之の政治活動日記. ニフティ. 2017年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月16日閲覧。
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- ^ “青木保文化庁長官トークサロン「カフェ・アオキ」対談一部抜粋”. 文化庁. 2015年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月4日閲覧。
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- ^ “文化庁、マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアートの作品情報等を収録した「メディア芸術データベース（開発版）」サイトを公開”. カレントアウェアネス・ポータル. 国立国会図書館 (2015年3月17日). 2023年2月5日閲覧。
- ^ 「文化庁が“メディア芸術データベース（開発版）”を公開 過去のゲーム・マンガ・アニメ・メディアアートの情報をデータベース化」『ファミ通』、2015年3月20日。2023年2月5日閲覧。
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- ^ 昼間たかし「【独占】「本物を見ることができる衝撃は大きい」庵野秀明が筆者の取材に語ったMANGAナショナル・センター構想の希望と「物置化」を防ぐ解決すべき問題点」『おたぽる』、2015年12月24日、1面。2023年2月4日閲覧。
- ^ “ATAC”. アニメ特撮アーカイブ機構 (2018年4月24日). 2023年2月5日閲覧。
- ^ “アニメ特撮アーカイブ機構”. NPO法人ポータルサイト. 内閣府 (2023年1月18日). 2023年2月5日閲覧。
- ^ 数土直志 (2018年4月28日). “アニメ特撮アーカイブ機構が公式サイト、SNSメディアをスタート 理事長に庵野秀明氏”. アニメーションビジネス・ジャーナル. 2023年2月5日閲覧。
- ^ “「メディア芸術ナショナルセンターの整備及び運営に関する法律案」骨子(案) （略称：MANGAナショナルセンター整備運営法案）” (PDF). 日本維新の会. 2023年2月5日閲覧。
- ^ 鷹野凌「デジタルアーカイブ整備推進法（仮称）要綱案に活発な意見」『HON.jp News Blog』、2018年9月21日。2023年2月5日閲覧。
[続きの解説]
「国立メディア芸術総合センター」の続きの解説一覧
- 1 国立メディア芸術総合センターとは
- 2 国立メディア芸術総合センターの概要
- 3 基本計画
- 4 設立中止後
- 5 脚注
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