アッシュヘレ(Æschere)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 21:11 UTC 版)
「ベーオウルフの登場人物の一覧」の記事における「アッシュヘレ(Æschere)」の解説
フロースガール王の相談役であり、王と肩を並べて戦った経験を持つ戦士でもある。他人に手を差し伸べることを惜しまない貴族の理想像として描かれるが、グレンデルの復讐のためにその母親がヘオロットを襲撃し逃走する際に連れ去られ、彼女の住処で食い殺された(殺された後に遺体が持ち去られたとする訳もある)。フロースガールは自身が特に目にかけていたアッシュヘレが殺されたことを深く嘆き悲しむ。後にグレンデルの母親の住処の傍でアッシュヘレの頭部が発見され、彼の死は確定的となる。その年齢について、1405行では「若い従士」(mago-þeġna)とするが、2122行では「老顧問」(frōdan fyrn-witan)とする。(1323-1329行、1402-行、1417-行、2122-行)
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