アセンション (アルバム)とは? わかりやすく解説

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アセンション (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/26 01:38 UTC 版)

『アセンション』
ジョン・コルトレーンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1965年6月28日 ニュージャージー州
ジャンル フリー・ジャズ
時間
レーベル インパルス!レコード
プロデュース ボブ・シール
専門評論家によるレビュー
ジョン・コルトレーン アルバム 年表
ジョン・コルトレーン・カルテット・プレイズ
(1965年)
アセンション
(1965年)
ニュー・シング・アット・ニューポート
(1966年)
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アセンション』(Ascension)は、ジャズサックス奏者ジョン・コルトレーンが、1965年に発表したアルバム。コルトレーンが本格的にフリー・ジャズの分野に手を染めた作品として知られる。2種類の演奏が存在し、発表直後はエディションIを収録していたが、コルトレーンの意向によりエディションIIに差し替えられた。現行CDでは両方のテイクを収録。

解説

1964年にオーネット・コールマンらと共演し、フリー・ジャズの可能性に注目したコルトレーンは、コールマンのアルバム『フリー・ジャズ』に影響を受けた集団即興作品を作ろうと考える。そして、レギュラー・カルテットにトランペット奏者2人、サックス奏者4人、ベーシスト1人を加えた大編成で、本作を制作。集団即興による轟音と、各メンバーのソロが交互に登場する構成となっている。

ソロ・オーダーは以下の通り。

ジョン・マクラフリンは、本作を聴いて「一種のトランス状態に入り、自分がアフリカまで空を飛んでゆく姿を見たことがあった」と語っている。

収録曲

いずれもジョン・コルトレーン作曲。

  1. アセンション(エディションII) - "Ascension (Edition II)"(40分23秒)
  2. アセンション(エディションI) - "Ascension (Edition I)"(38分31秒)

演奏メンバー

参考文献




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