アカカザリフウチョウとは? わかりやすく解説

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アカカザリフウチョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/02 00:46 UTC 版)

アカカザリフウチョウ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
* ワシントン条約附属書II
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: フウチョウ科 Paradisaeidae
: フウチョウ属 Paradisaea
: アカカザリフウチョウ
P. raggiana
学名
Paradisaea raggiana
P.L. Sclater, 1873
和名
アカカザリフウチョウ
英名
Raggiana Bird-of-paradise

アカカザリフウチョウ (赤飾風鳥、学名:Paradisaea raggiana)は、スズメ目フウチョウ科の鳥類。パプアニューギニア国鳥で、国旗国章に描かれている。種小名はジェノヴァの貴族フランチェスコ・ラッジ侯爵にちなみ、同じくジェノヴァ出身の探検家・博物学者ルイージ・ダルベルティスの依頼により命名された。

形態

体長34cmの大型のフウチョウ。赤茶色の体に灰色がかった青いを持ち、虹彩は黄色。雄は黄色い頭頂部と濃いエメラルドグリーンの喉を持ち、喉と黒っぽい胸の間に黄色い帯がある。尾には針金のように細い飾り羽が1対あり、胸の脇にも大きな飾り羽を持つ。脇の飾り羽の色は、赤からオレンジ色まで亜種によって変異がある。基準亜種P. r. raggianaの飾り羽は深紅だが、ニューギニア島北東部に生息するアウグステヴィクトリアアカカザリフウチョウ(P. r. augustavictoriae Cabanis)の飾り羽は杏色である。雌は赤茶色で目立たない。

生態

配偶システム一夫多妻制で、雌はピンクがかった薄黄土色のを1個から2個産む。主に果実節足動物を食べる。

分布

ニューギニア島東部の熱帯雨林に分布する。

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