りんの概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 02:50 UTC 版)
用法 縁を棒で打ち鳴らして用いる。 「鈴台」と呼ばれる台の上に、「鈴布団」と呼ばれる中敷を置き、その上に「鈴」を乗せて用いる。 勤行の際に、経典などの読誦の開始・区切り・終了の合図として打つ。また、合掌を解く合図としても打つ。 鈴を打つ際に用いる棒を、「鈴棒」(りんぼう)、「撥」(ばち)、「棓」(ばい)と呼ぶ。 形状・大きさ 形状は、鉢状、もしくは壷状。 大きさは、仏壇では直径が二寸三分(7cm)から五寸(15cm)程度の小型の物が用いられる。 直径が六寸(18cm)以上の大型の物は、寺院用仏具として扱われる。寺院用の物は、「鈴」(りん)とは呼ばずに、「磬子」(『きんす』もしくは『けいす』)・「磬」・「鏧」(読みはいずれも「きん」)などと呼称する。縁が厚くなり、色も黒く漆を焼付けたものが多い。
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