ゆうせい‐こうしゃ〔イウセイ‐〕【郵政公社】
読み方:ゆうせいこうしゃ
日本郵政公社のこと。
郵政公社(ゆうせいこうしゃ)
郵便、郵便貯金、簡易保険の郵政3事業を実施するため、現在の郵政事業庁から移行して、2003年に新しく設置される。行政改革の一環として、郵政事業の公社化が決まった。
郵政事業は、2001年1月の中央省庁再編のさい、旧郵政省から郵政事業庁へ移管された。郵政事業庁は総務省の下に設置され、郵政公社へ移行するまでの2年間のつなぎ役と位置づけられている。
郵政公社は、民間企業の経営手法を取り入れて、国営による企業形態となる。ただ、基本的な枠組みしか決まっておらず、2002年の通常国会に提出される法案づくりの中で具体的な設置形態を決めていく。
もともと、郵政事業の民営化を軸に始まった行政改革論議は、特定郵便局を支持基盤とする族議員の抵抗にあい、郵政事業の公社化という着陸点に降り立った。ところが、小泉政権の発足により再び民営化論議が高まり、公社化の行方が注目されている。
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(2001.08.03更新)
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