や座ガンマ星とは? わかりやすく解説

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や座ガンマ星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/13 16:43 UTC 版)

や座γ星[1]
Gamma Sagittae
星座 や座
視等級 (V) 3.47[1]
3.46 - 3.55(変光)[2]
変光星型 疑わしい[2]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α) 19h 58m 45.42863s[1]
赤緯 (Dec, δ) +19° 29′ 31.7281″[1]
赤方偏移 -0.000113[1]
視線速度 (Rv) -34.00 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: 66.21 ミリ秒/年[1]
赤緯: 22.22 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 12.62 ± 0.18ミリ秒[1]
(誤差1.4%)
距離 258 ± 4 光年[注 1]
(79 ± 1 パーセク[注 1]
絶対等級 (MV) -1.03[注 2]
γ星の位置
物理的性質
半径 55 R[3]
質量 2.5 M[3]
スペクトル分類 M0-III [1]
光度 640 L[3]
表面温度 4,000 K[3]
色指数 (B-V) +1.57[4]
色指数 (U-B) +1.93[4]
色指数 (R-I) +0.92[4]
年齢 7.5億 年[3]
別名称
別名称
や座12番星[1]
BD +19 4229[1]
FK5 752[1], HD 189319[1]
HIP 98337[1], HR 7635[1]
SAO 105500[1]
NSV 12638[1]
Template (ノート ■解説) ■Project

や座γ星は、や座で最も明るい恒星で3等星。

特徴

この星は干渉計を用いて研究されており、その大きさは0.00618秒角、実際は0.26天文単位である[3]

この星は当初、スペクトル型B9であったと推測されている[3]。水素核融合、ヘリウス核融合を経て、進化した結果、炭素と酸素からなるコアを持っており、遠くない未来にミラ型変光星になると推測される[3]。その後、地球サイズの白色矮星になると考えられている[3]

脚注

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注釈

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年はパーセク×3.26より計算。
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。小数第2位まで表記

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s Results for gam Sge”. SIMBAD Astronomical Database. 2017年8月27日閲覧。
  2. ^ a b GCVS”. Results for NSV 12638. 2017年8月27日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i James B. Kaler. “Gamma Sagittae”. STARS. 2017年8月27日閲覧。
  4. ^ a b c 輝星星表第5版

外部リンク




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