もうひとつの「ピアノ協奏曲第6番ニ長調」
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「ピアノ協奏曲第6番 (ベートーヴェン)」の記事における「もうひとつの「ピアノ協奏曲第6番ニ長調」」の解説
ベートーヴェンがオリジナルのピアノ協奏曲として完成した曲は第1番から第5番『皇帝』の5曲のみである。 ベートーヴェンは1807年に自作のヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61をピアノ協奏曲として自ら編曲し「ピアノ協奏曲 ニ長調」作品61aとしている。 詳細は「ヴァイオリン協奏曲_(ベートーヴェン)#ピアノ協奏曲_ニ長調_作品61a」を参照 本項で扱っている協奏曲 Hess 15は未完成であって後世の補筆版でなければ演奏可能な状態になっていないのに対して、作品61aは編曲とはいえまぎれもなくベートーヴェン自身の完成作品である。そのことから、作品61aの方に「ベートーヴェンのピアノ協奏曲第6番」の名を与えることもある。
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