むらさきかたばみ

デジタル大辞泉

むらさき‐かたばみ【紫酢^＝漿^＝草】

読み方：むらさきかたばみ

カタバミ科の多年草。地下の鱗茎(りんけい)は子球をつくってよく増える。カタバミより大形。夏、淡紅色の花を開く。南アメリカの原産で、江戸時代に渡来し帰化。

植物図鑑

むらさきかたばみ（紫酢漿草）

●南アメリカ原産の帰化植物です。江戸時代末期に観賞用として導入され、現在では各地に帰化しています。６月から８月ごろ、淡紅色の花を咲かせます。種子ができないで地下の鱗茎で増えますが、これは食用にもなります。和名の漢字表記は、全体に酸味があることから。
●カタバミ科カタバミ属の多年草で、学名は Oxalis corymbosa。英名は Lilac oxalis。

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