ひらいたひらいたとは? わかりやすく解説

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ひらいたひらいた

収載図書こころにひびくめいさくよみもの 1ねん―よんで、きいて、こえにだそう
出版社教育出版
刊行年月2004.3


ひらいたひらいた(彩音の記憶)

作者福谷修

収載図書こわい童謡
出版社竹書房
刊行年月2007.7
シリーズ名竹書房文庫


ひらいたひらいた―一番初めは

作者藤水名子

収載図書妖かしの宴―わらべ唄呪い
出版社PHP研究所
刊行年月1999.12
シリーズ名PHP文庫


ひらいたひらいた(響子の記録)

作者福谷修

収載図書こわい童謡
出版社竹書房
刊行年月2007.7
シリーズ名竹書房文庫


ひらいたひらいた

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/13 05:19 UTC 版)

「ひらいたひらいた」に登場する「れんげのはな

ひらいたひらいた(開いた開いた)は日本わらべうた童謡[1]。古くは江戸時代から浅草近辺で唄われていたが、現代には日本国内で広く歌われる。

解説

お遊戯唄として日本国内では広く知られる[1]。江戸時代からうたわれてきた童歌であるが広く唄われるようになったのは、幼児教育が普及したのちのことである[1]

れんげ れんげ

つぅぼんだ つぅぼんだ

やっとことっちや つぼんだー

ひーらいた ひーらいた

やっとことっちや ひーらいたー ひーらいたー

蓮華 - 行智「童謡集」

1820年(文政3年)頃、行智が江戸浅草を中心に集めた『童謡集』では[2]「蓮華」として採録されている[3]。江戸時代のこうした遊戯唄は明治に入りフレーベルなど西洋の遊戯唄に追いやられ一度は衰退したが、明治30年代頃から唱歌教育改革などの影響を受け再度見直された[4]。1942年(昭和24年)の「子供うた風土記」では2021年現在に唄われている歌詞とほぼ同じ歌詞で採録されており、今日「いつのまにか」と唄われる箇所が「やっとこさと」に変わるだけである[5]。2000年代でも小学校教育に用いられるなど、日本全国的に広く唄われる[6]

お遊戯では、手をつないで輪をつくり、唄にあわせて輪の大きさを変えて遊ばれる[1]

歌詞

ひらいた ひらいた

なんのはなが ひらいた

れんげのはなが ひらいた

ひらいたと おもったら

いつのまにか つぼんだ


つぼんだ つぼんだ

なんのはなが つぼんだ

れんげのはなが つぼんだ

つぼんだと おもったら

いつのまにか ひらいた

— わらべうた「ひらいた ひらいた」

乱調であるが七五調のように繰り返す[6]。歌われる「れんげのはな(蓮華の花)」は「レンゲソウ」ではなくハスの花のことである[1]

絵本

カバー

  • 藤圭子のアルバム『圭子のわらべ唄/藤圭子とグリーメン』JRS-7174(1971年)収録。編曲:小杉太一郎。歌唱はグリーメン。

脚注

参考文献

  • 仲井 幸二郎、丸山 忍、三隈 治雄『日本民謡辞典』東京堂出版、1972年。 
  • 真鍋 昌弘「明治期における伝承童謡蒐集について」『奈良教育大学国文 : 研究と教育』第7巻、奈良教育大学国文学会、1984年3月31日、70 - 79頁。 
  • 国書刊行会 編『童謡集』国書刊行会〈近世文芸叢書 第11巻〉、1912年、269-273頁https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/993464 
  • 赤城泰舒『子供うた風土記. 1』大濤社、1949年。 
  • 白川 蓉子「明治初期における「唱歌」と体操科「遊戯」の特質」『教育学研究』第42巻第1号、奈良教育大学国文学会、1975年、31-40頁。 
  • 木暮 朋佳「小学校歌唱共通教材の歌詞の定型詩構造に関する一考察」『美作大学・美作大学短期大学部紀要』第56巻、美作大学、2011年、65-72頁。 


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