ぱんどらのはこ

デジタル大辞泉

パンドラ‐の‐はこ【パンドラの箱】

読み方：ぱんどらのはこ

ゼウスがパンドラに持たせた、あらゆる災いの詰まった箱（本来は壺）。彼女が地上に着いたとき好奇心から開けたところ、すべての災いが地上に飛び出したが、急いでふたをしたので希望だけが残ったという。

[補説] 作品名別項。→パンドラの箱

パンドラのはこ【パンドラの箱】

読み方：ぱんどらのはこ

《原題、(ドイツ)Die Büchse der Pandora》ウェデキントによる戯曲。1904年発表。「地霊」とあわせてルル2部作と呼ばれ、ベルクのオペラ作品「ルル」の原作として知られる。