はるひのの、ふゆ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/01 00:24 UTC 版)
「はるひのの、はる」の記事における「はるひのの、ふゆ」の解説
鷹(チュウヒ)の「ヨル」を飼っている13歳の美鳥(みどり)は、学校でいじめられて孤立していて、普段は川原でヨルを飛ばしているときに新聞配達の少年が話しかけてくるだけで、幼なじみの翼も何だかよそよそしい。冬休み初日、美鳥は川原のある場所で外国人のように髪が赤くきれいな女性が立っているのを見かけて、胸がざわめく。その場所は、美鳥が川面に俯せに半ば沈み込んで倒れている夢を見て不吉に感じている場所だった。その女性は美鳥に、自分は未来から来た未来人で、美鳥の遠い子孫で、娘の命を助けるために旅をしているという。さらに、この川辺で美鳥は小学校に入る前に殺されているが、自分はそれをなかったことにした、ここは改変された後の世界であると告げる。そして、ヨルが人を傷つけないうちに野に返すようにと言う。
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