にら豚
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にら豚（にらぶた）は、大分県大分市発祥の郷土料理。ニラを豚肉及びキャベツとともに炒めて醤油味に味付けした炒め料理である[1][2]。
概要
大分市では1968年（昭和43年）に滝尾地区でニラの栽培が始められた。2023年には栽培面積が約35haまで広がり、日本全国でも有数のニラの産地となっている[2][3][4]。
大分市でニラの栽培が始まってから3年後の1971年（昭和46年）に、大分市の中華料理店がこの料理を考案した[2][3][4]。当初は賄い料理だったものが、メニューとして客に提供されるようになったという[5]。
ローソン[3]、ジョイフル[6]、やよい軒[7]でも期間限定で発売されている。
2017年にはフンドーキンより「九州ご当地グルメシリーズ」の一環として「にら豚のたれ」が発売された[8]。
調理法
- ニラ、キャベツ、豚バラ肉各100gを、ニラは長さ4cm、キャベツは太千切り、豚バラ肉は2cm程度に切る。
- 豚バラ肉を炒め、火が通ったらニラ、キャベツを加えて軽く炒める。
- 野菜に火が通ったら、醤油や砂糖等を合わせた調味料を加え、全体を混ぜ合わせる[2][9]。
脚注
- ^ “夏休みに大分グルメ旅 関さば・関あじからにら豚まで”. 日本経済新聞. (2017年8月1日)
- ^ a b c d “にら豚PR大作戦 ～大分発祥の『にら豚』を盛り上げよう！～”. 大分市. 2023年9月10日閲覧。
- ^ a b c “大分市発祥！！「にら豚PR大作戦」を実施しています”. 大分市 (2017年6月27日). 2023年9月10日閲覧。
- ^ a b “松岡修造「にら豚」調理＆実食“2分半の戦い”で大興奮！”. フジテレビュー!!. フジテレビ (2021年6月13日). 2023年9月10日閲覧。
- ^ “独自の進化を遂げた九州のソウルフード！大分県のにら豚3選”. ウォーカープラス (2019年10月19日). 2023年9月10日閲覧。
- ^ “ジョイフル、大分名物「にら豚」を提供 19日から”. 日本経済新聞. (2022年4月13日)
- ^ “大分発祥のスタミナメニューをやよい軒風にアレンジ！ 食べ応えばつぐん「ニラ豚定食」”. ASCII.jp (2023年3月31日). 2023年9月10日閲覧。
- ^ “にら豚のたれ”. 商品案内. フンドーキン. 2023年9月11日閲覧。
- ^ “「ニラ豚」の作り方”. 大分合同新聞社. 2023年9月10日閲覧。
外部リンク
- にら豚のページへのリンク
