【突撃砲】(とつげきほう)
Sturmgeschütz
第二次世界大戦当時、ドイツ軍が運用していた戦闘車輌の一種。
型落ちした3号戦車の車体に、本来の規格外の大口径砲を固定して搭載した自走砲。
戦車の頑強な装甲を活かし、前進する歩兵に随伴しつつ至近距離から砲撃を加える運用が想定された。
また、砲塔を備えない分車高が低く隠れやすく、アンブッシュにもよく投入された。
母体となった3号戦車が事実上無力化された大戦後期にも、突撃砲は戦果を挙げていた。
当初は塹壕戦を想定して短口径の榴弾砲を装備していたが、徐々に戦車駆逐車と統合されていった。
関連:歩兵戦車
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