電波測量
【英】: radio positioning
海上または空中の航法として電波航法は古くから用いられてきたが、海洋での物理探査その他の作業において位置を知るために同様の電波測量が盛んに用いられている。電波測量の原理には、(1) 2 点から距離を測る方法(同心円法)と、(2) 2 対の局からの距離を測る方法 (双曲線法)とがある。前者は測定点からの電波の伝播時間(距離)を 2 以上の受信局について測るもので、比較的短距離に用いられ、ハイレックス、ショーランなどの実用システムがある。後者は 1 対の局からの電波の到達時間差を 2 対の局について測るもので、長距離用に向いており、ロラン C などで実用化されている。両法併用のトーラン、ハイフックスなども実用化されており、また人工衛星を利用した位置測定も電波測量の一種である。 |

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