天空の城

実用日本語表現辞典

天空の城

読み方：てんくうのしろ

空高くに浮かぶ城、空に浮かんでいるように見える城、または城跡といった意味で用いられる表現。主にスタジオジブリ制作のアニメ映画「天空の城ラピュタ」、あるいはペルーにあるマチュピチュや兵庫県朝来市にある竹田城跡などについて用いられることが多い。

「天空の城ラピュタ」では、飛行石と呼ばれる特殊な物質のはたらきにより、城が島ごと浮遊しているという設定となっている。マチュピチュは切り立った山の尾根に設けられた都市移籍で、標高2000メートルを超える高さにある。竹田城跡は標高およそ350メートルの山頂に築かれた城跡であり、雲海が発生すると雲の上に聳えるようでもある。

（2014年5月14日更新）