ちろきしん

デジタル大辞泉

チロキシン【thyroxine】

読み方：ちろきしん

甲状腺ホルモンの一。沃素(ようそ)を含み、物質代謝を盛んにし成長を促す。過剰になるとバセドー病、欠乏すると甲状腺腫になる。鳥類では換羽を、両生・爬虫(はちゅう)類では変態・脱皮を促す。サイロキシン。

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チロキシン、サイロキシン

【仮名】ちろきしん
【原文】thyroxine

甲状腺で生産されるホルモンのひとつで、ヨウ素を含有する。チロキシンには細胞内で起こる化学反応を速める作用があり、成長や発達の制御に関与している。チロキシンは製造ラボで合成することも可能で、甲状腺疾患の治療に用いられている。「t4」、「l-3,5,5'-tetraiodothyronine（l-3,5,5'-テトラヨードチロニン）」、「thyroxin（チロキシン）」とも呼ばれる。