長期委託
長期委託とは、主に出版業界で用いられている語で、長期にわたって書籍を店頭に陳列して販売することを条件に、出版社と書店との間で取り交わす委託契約のことである。
長期委託の期間は特に定められていないが、一般的には半年から1年までであることが多い。出版社は、主にシリーズ物や専門書などの比較的ライフサイクルの長い書籍を選び出し出荷する。長期委託を受けた書店は、長期委託用の棚スペースを設けて書籍をまとめて配置する。
長期委託による書籍が売れた場合は、書店側で補充するかどうか判断でき、補充の義務を負わないことが多い。長期委託の期間が終了すると書店は販売分の代金を支払い、売れ残った書籍を返品する。
Weblioに収録されているすべての辞書から長期委託を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 長期委託のページへのリンク