たむしば (噛柴)



●わが国の本州から四国、九州に分布しています。山地に生え、高さは5~10メートルになります。樹皮は灰色から灰褐色で平滑です。葉は広披針形で先端が尖り、互生します。葉の裏面は粉白色を帯びます。4月の初め、葉の展開する前に芳香のある「コブシ」に似た白い花を咲かせます。枝や葉は噛むと甘いので、「サトウシバ」や「カムシバ」の別名もあります。名前は「カムシバ(噛柴)」が転訛したものです。「コブシ」と違って、花のすぐ下に1個の葉がありません。
●モクレン科モクレン属の落葉低木で、学名は Magnolia salicifolia。英名は Anise magnolia。
たむしばと同じ種類の言葉
- たむしばのページへのリンク