たいえつ

デジタル大辞泉

たい‐えつ【大悦】

読み方：たいえつ

大きな喜び。大喜び。「—至極に存じます」

隠語大辞典

大悦

読み方：たいえつ

1. 大悦。男色の隠語。僧侶の用語。一人悦ぶの意。「てんえつ」（天悦）の対。同条参照。
2. 男興男の称。「天悦」を見よ。
3. 僧侶間で男色のこと、大いなる悦びを与えるものの意。

分類 僧侶

大悦

読み方：たいえつ，だいえつ

1. 自得行為即ち手淫のことをいふ。大字を分析すれば一人となる。それに悦楽の悦字を加へて「大悦」といつたのである。専ら僧侶間の隠語である。「てんえつ」参照。〔僧侶語〕
2. 〔僧〕自慰のこと。「大」の字を分解すると一人となる、乃ち一人にて悦に入るの意。「天悦」の条参照。
3. 自得行為即ち手淫することをいふ。大字を分析すれば一人となるそれに悦楽の悦字を加へて「大悦」といつたのである。専ら僧侶間の隠語である。「てんえつ」参照。
4. 大を分析すれば一人となる。一人で悦ぶ即ち手淫を云ふ。〔僧侶語〕
5. 手淫の事を云ふ。大を分析すれば一人となる、即ち一人にて悦ぶ意である。
6. 自涜行為、つまり手淫のこと。大字を分析すれば一人となる。それに悦本の悦字を加えて「大悦」といったのである。専ら僧侶間の陰語「てんえつ」参照。〔僧侶〕
7. オナニーのこと。僧侶たちの陰語だったもの。〔風流〕

分類 僧、僧侶、僧侶語

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