その他、通常の意味とは多少違う使用法の言葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 06:09 UTC 版)
「熊本弁」の記事における「その他、通常の意味とは多少違う使用法の言葉」の解説
「汽車」 … 通常は蒸気機関車もしくはディーゼル機関車に用いられるが、JR・私鉄等の「電車」であっても「汽車」と表現される場合が多く、「電車」と熊本で言えば「市電(路面電車)」か「菊池電車」の事を指す。ただし、阿蘇地方や人吉地方の山間部、宇土半島の海岸部などの一部区間では、現在もJRでディーゼル機関車が運行している。 「来る」 … 通常は相手がこちら側に〜という場合に使用される言葉だが、相手のいる場所に「行く」という場合でも、英語などと同様で「来る」と表現する。「今からそっち来っけん。」(=今からそっちに行くよ。) 「市内」 … 熊本県内では熊本市を指す。「市内に行ってきた」と言ったら熊本市に行ってきたことを表す。熊本市内で市内という場合は、熊本市の中心街(下記のまち)を表す。 「飲み方」 … 通常はそのまま「飲む方法」の意味だが、「飲み会」の意味でも使われる。また、「飲ん方」ともいう。 「まち」 … 「町」ではなく「街」の意味で、熊本市内の熊本城下の中心街(上通り、下通り、新市街周辺)を指し、「まちに行こう」と言ったらこのあたりに行く事を表す。 「リバテープ」 … 本来は熊本県の企業リバテープ製薬株式会社の事だが、熊本では「リバテープ」=「救急絆創膏」の意味で使用されているケースが多い。
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