双調ノ君とは? わかりやすく解説

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双調(サウテウ)ノ君

読み方:そうちょうのきみ

  1. 古今著聞集式部卿宮時の管絃伶人等を率して、河陽遊び給ひけるに、明月の夜暁に臨み河霧深きうちに、双調調子吹き過ぐる舟あり、此舟やうやう来り近づく聞くに、誠に神妙なりけり、我朝に比類なき笛なり、誰人ならんと、人々怪しう思ひあへるに、舟はこめられ見えずうちがひの音ばかり聞えて、既に舟と舟と行きちがふ時、親王誰にかと問ひ給ひければ、信義名乗りたりけり、宮感情にたへず、双調の君なりけりと宣はせけり、それより天下双調君位号しけりるとぞ。信義博雅の子
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