せわもの

デジタル大辞泉

せわ‐もの【世話物】

読み方：せわもの

浄瑠璃・歌舞伎で、主として江戸時代の町人社会に取材し、義理・人情・恋愛や種々の葛藤(かっとう)を主題としたもの。歌舞伎では、生世話物(きぜわもの)・散切物(ざんぎりもの)も含む。二番目物。世話。⇔時代物。

隠語大辞典

世話物

読み方：せわもの

1. その時々の平民階級に取材した写実劇、社会劇である。『お染久松』『梅川忠兵衛』等。〔歌舞伎〕
2. 〔演〕その時代の庶民階級に取材した脚本。

分類 歌舞伎、演劇

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