しゃべつとは? わかりやすく解説

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しゃ‐べつ【差別】

読み方:しゃべつ

「さべつ(差別)」に同じ。

世のために益あることは躊躇(たゆた)うことなく為し絶えて彼此(かれこれ)の—なし」〈樗牛滝口入道

仏語万物本体一如平等であるのに対し、その万物高下善悪などの特殊相があること。


しゃべつ 【差別】

仏教用語としての)シャ呉音それぞれ別異であることをいう。これに対し、共通(普遍的)であることを平等というが、両者切り離されいとするのが大乗仏教立場例えば、便所便器茶碗も同じ瀬戸物だが(平等)、形も用途大違い(差別)であるようなもので、差別の中に平等があり、平等の中に差別あり(差別即平等・平等即差別)と見る。また差別の語は他にいろいろの意でも使う。→ 平等


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