サモトロール油田
読み方: さもとろーるゆでん
【英】: samotlor oilfield
【英】: samotlor oilfield
西シベリア低地オビ河中流の河畔で 1965 年に発見されたソ連最大の油田。油層は白亜紀のメギオン層、ヴァルトウスク層、アリムスク層に含まれる多数の砂岩層で、深さは 1,610 ~ 2,150m 。原油性状は、浅部の AV1 油層で比重 27.3°API 、硫黄分 1.1 %、深部の BV16 油層で比重 36.9°API 、硫黄分 0.8 %。産油量は 1981 年の約 3 百万 b/d をピークとして減退の傾向にあり、近年産油量は公表されなくなった。1985 年現在 2.6 百万 b/d 前後の水準にあると推測される。このことはソ連の経済にかなりの影響を与えるものと見られている。 |
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