再選挙(さいせんきょ)
選挙の結果、法定得票数に達する候補者がなく当選人が出なかった場合、はじめから選挙をやり直すこと。公職選挙法の規定に基づき、再選挙が実施される。
公職選挙法によると、地方自治体の首長選挙で有効投票数の4分の1以上を獲得した候補者がいなかったとき、再選挙を実施することになっている。得票数が少ないと、当選に民意が反映されていないと考えられるためだ。
選挙管理委員会が「当選人なし」と告示して、14日以内に異議申し出がなければ、50日以内に再選挙が実施される。
地方自治体の首長選挙における再選挙は、1979年4月の千葉県富津市長選と1992年2月の奈良県広陵町長選の2例があるに過ぎない。
13日に投票および開票のあった札幌市長選挙では、7人の候補者が乱立した混戦の結果、法定得票に達する候補者がなく、再選挙の実施が決まった。
(2003.04.18更新)
- さいせんきょのページへのリンク