ごみ持ち帰り運動とは? わかりやすく解説

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ごみ持ち帰り運動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/02 01:09 UTC 版)

ごみ持ち帰り運動(ごみもちかえりうんどう)とは、観光地公園などの公共施設においてごみを捨てずに持ち帰るように、ごみ箱の撤去、ごみ袋の持参呼び掛け、および、配布を行い、啓発活動をする運動。ゴミ持ち帰り運動とも書く。

始まり

日本でのごみ持ち帰り運動発祥の地尾瀬で、山岳地帯の尾瀬が登山者の捨てるごみで、自然破壊されるのを危惧した関係各機関(環境省群馬県片品村財団法人尾瀬保護財団、東京電力株式会社など多数)によって、1972年(昭和47年)から始まり、以後全国に広まった。

年間を通じて、ごみ持ち帰り運動は実施され、毎年、尾瀬ごみ持ち帰り運動キャンペーン(2006年6月3日(土)5時30分~8時30分)を行っている。

2006年に、6月3日に実施したのは、6月5日が、環境基本法により、「環境の日」と定められており、6月は環境月間として、全国で環境による取り組みが行われているからである。

豊橋の530運動

類似した環境清掃運動に、1975年(昭和50年)に開始の豊橋市530運動がある。双方の関連性を示す記録は残されていないが、「自分のごみは自分で持ち帰る」というフレーズ。530運動を実施する日時も、語呂合わせの5月30日(ごみゼロ)前後と、「環境の日」に近いなど、いくつかの類似点がある。

詳しくは「530運動」参照。

外部リンク

関連項目


ごみ持ち帰り運動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 05:02 UTC 版)

尾瀬」の記事における「ごみ持ち帰り運動」の解説

ごみ持ち帰り運動も、尾瀬元祖であるとされるそれまで尾瀬には多くゴミ箱設置されていたが、ごみの処理に苦労していたうえ、ごみ箱はすぐに溢れたため、入りきらなかったごみはごみ箱周辺散乱し、風などで周囲飛散していた。ごみ持ち帰り運動は「逆転の発想」として1972年開始され翌年までには全てのごみ箱撤去された。この運動その後他の地域にも広まっていった。また、それまで不燃ごみは穴を掘って埋めることが多かったが、それらの「過去のごみ」も順次発掘のうえ上尾瀬の外に搬出する作業が、ボランティア交えて行われている。だが埋められたごみが膨大なうえ樹木の根に絡みついて倒壊招きかねないため完全には撤去しきれておらず、後述する屎尿処理した汚泥とともに尾瀬の外への搬出ヘリコプター使われている。

※この「ごみ持ち帰り運動」の解説は、「尾瀬」の解説の一部です。
「ごみ持ち帰り運動」を含む「尾瀬」の記事については、「尾瀬」の概要を参照ください。

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