この人を見よ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/13 08:30 UTC 版)
この人を見よ(このひとをみよ)は、ラテン語訳の新約聖書『ヨハネによる福音書』に現れる言葉「エッケ・ホモ」 (ecce homo) の日本語訳の一つ。キリスト教芸術など、様々な作品の題名に付けられている。
美術作品
- この人を見よ (エリアス・ガルシア・マルティネス) - エリアス・ガルシア・マルティネスによるフレスコ画。修復作業をボランティアの非専門家に委ねた結果、原型を留めない絵に改変されてしまったことで知られる。
- この人を見よ (コレッジョ) - コレッジョの絵画。
- この人を見よ (ティツィアーノ、ウィーン) - ティツィアーノ・ヴェチェッリオの絵画
- この人を見よ (マンテーニャ) - アンドレア・マンテーニャの絵画。
- この人を見よ (ボス、シュテーデル美術館) - ヒエロニムス・ボスの絵画。
書籍
- この人を見よ (ニーチェ) - フリードリヒ・ニーチェの自伝。
- この人を見よ - マイケル・ムアコックの小説。マイケル・ムアコック#著作リストを参照。
この人を見よ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 07:11 UTC 版)
「エリアス・ガルシア・マルティネス」の記事における「この人を見よ」の解説
サラゴサ、ボルハのミゼリコルディア教会にあったエリアスの手になるフレスコ画「この人を見よ」は2012年に国際的な注目を集めた。この地で暮らす80歳の女性が善意から湿気により傷んでいた絵画の修復を申し出たのだが、彼女は風景画のアマチュアで人物画は得意ではなく、結果としてフレスコ画は「子供が指で描いたような絵」になってしまったのである。 「この人を見よ」は名画とされてきたわけではないが、「感情的な価値」はあった。ガルシア・マルティネスの二人の子供はボルハでは有名な芸術家であり、その家族が保護のために寄付活動を行っていたのだ。ボルハの市議会議員によると、再修復ができないようであればこの絵の写真でもとあった場所をおおうことを検討しているという。
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