国産原油
【英】: indigenous crude oil
国内で産出する原油をいい、わが国では主要産地は新潟、秋田、山形、北海道である。 戦前は国内需要の 20 ~ 30 %を供給したが、戦後は政府半額出資の石油資源開発(株)を設立するなどの努力により、生産量は漸増、1970 年度(昭和 45 年度)には年間 900 千 kL というピークに達した。しかし現在では国内需要の大幅な増加により 1983 年度(昭和 58 年度)の 480 千 kL は、わが国の石油総需要の 1 %にも満たない状態である。現在はほとんど全量を帝国石油(株)、石油資源開発(株)、出光石油開発(株)などで生産している。 |

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